何回噛んで食べていますか?
こんにちは。4月半ばにはいり、過ごしやすい気候の日が増えてきましたね。
本日は【咀嚼】(そしゃく)のお話です。
咀嚼とは食べ物をかみ砕いて唾液と混ぜ合わせ、やわらかく飲み込みやすい状態にすることです。
みなさん何気なくなく行っている咀嚼ですが、単に食べ物を食べやすくするだけでなく、体にとってたくさんのいい影響があります。
~よく噛んで食べることの8つのメリット~
①胃腸の働きを促進する
唾液中の消化酵素の分泌が盛んになり、胃腸への負担を和らげます。
②むし歯・歯周病・口臭の予防
唾液の分泌が増え、唾液の抗菌作用によって口の中の清掃効果が高まります。
③肥満の防止
たくさん噛んでゆっくり食べることにより満腹感が得られ、食べすぎを防止します。
④脳の働きを活発に
噛むことで脳への血流が増加し、脳の若さを保つことができます。
⑤全身の体力の向上
よく噛むことで全身の活力がみなぎり体力が向上します。
⑥味覚の発達
じっくりと味わって食事をすることで味覚が発達します。
⑦発音がはっきりする
口の周りの筋肉をしっかり使うことで言葉の発音がしっかりします。
⑧ガンの予防
唾液に含まれる酵素には、食品の中に含まれる発がん性物質の発がん性を抑制する効果があると言われています。
食事の際は、一口30回噛むよう心がけると良いと言われています。
みなさんは、何回くらい噛んでいますか?
お仕事などで忙しい方や、テレビを観ながら・スマホを観ながらのお食事によって意外と早食い状態になっている方はいらっしゃいませんか?
いつもより少し多めに噛むことを意識して、ぜひ習慣づけていきましょう。