みなさん、こんにちは。

本日３月８日は国際女性デーということで、女性と歯周病のかかわりについてお話させていただきます。

みなさんは女性の方が男性よりも歯周病にかかりやすいということをご存じでしたか？

その原因は、ずばり女性ホルモンによる影響になります。

女性の体の健康にとって必要不可欠な女性ホルモン。女性らしい体を作るだけでなく、代謝のアップや肌を潤わせる、髪をつやつやにする、など美容にとっても良いホルモンの働きですが、歯周病にとっては相性が悪いようです。

女性ホルモンには【エストロゲン】と【プロゲステロン】があり、月経周期により分泌量は変化します。

この変化によって痛みが誘発されたり、お口の中の歯周病菌が活性化されることがあります。

特にホルモン分泌が盛んになる思春期、妊娠期、そしてホルモン分泌の減少により影響を受ける更年期は症状が出やすいと言われています。

日頃から丁寧なブラッシングと、歯医者さんでのプロフェッショナルケアを受けられることで、歯周病のリスクは減らすことができます。

また当院では歯周病菌を顕微鏡で確認したり、歯周病のリスク検査（PCR法によるDNA検査）も行っておりますので、まずはご自身の歯周病リスクが高いのか低いのか、検査を受けられるとご安心かと思います。

女性ホルモンの変化をなくすことはできませんので、うまく付き合っていきましょう！