TCHって?
[2024.12.09]
みなさん、こんにちは。急に北風が強くなりとうとう冬本番ですね。
今日はTCHのお話です。
あまり聞きなじみのない言葉かと思いますが、Tooth Contacting Habit の略で、日本語に訳すと歯の接触癖となります。
さて、みなさま何も考えずにぼーっとしている時、上の歯と下の歯はくっついていますか?開いていますか?(唇は閉じていて大丈夫です)
実は安静にしている時は安静時空隙といい、上の歯と下の歯の間は1~3ミリ程度開いているのが正常な状態となります。
隙間がなく歯と歯が接触していたり、中には歯と歯を嚙み締めてしまっている方もいらっしゃいます。
今までお話をうかがった患者さまの中には、歯と歯がくっついている状態が正常だと思っていたため、わざとくっつけるようにしていた。とおっしゃっていた方もいらっしゃいました。
この上の歯と下の歯が接触していることによって、歯の痛みや、顎の痛み、顔の筋肉の痛み、さらには首や肩まで痛くなってしまうことがあります。
日中はご自身の意識でコントロールできることですので、上の歯と下の歯がくっついていないかどうか、ふとした時に確認してみてくださいね!