メタルフリー治療とは?
みなさん、こんにちは。
みなさんは「メタルフリー」という言葉を聞いたことはありますか?
メタルフリー治療とは、金属を一切使用しない歯科治療のことをいいます。
一般的に保険で使用されている「銀歯」ですが、正しくは「金銀パラジウム合金」と言い、銀だけではなく金・銀・パラジウム・銅などの合金となり、1960年代、戦後の貧しかった経営状況下でも安価で使用できる歯科材料として導入されました。
それから数十年経った現在でも、保険治療で行える治療材料としてこの金銀パラジウム合金が変わらず使用されています。
現在諸外国では、使用を禁止している国もあり、日本以外では推奨されていません。
金銀パラジウムがなぜ推奨されないかというと、体にとって良くない影響を及ぼすと言われているからです。
①金属アレルギーを引き起こす可能性
②歯茎の色素沈着のリスク
③二次カリエス(むし歯)のリスク など
また審美性の問題もあります。
現在保険治療でも白い歯(レジン)を選ぶことができるようになりました。
またセラミックやジルコニアなど、審美性が良く、機能性も良い材料もあります。
歯科材料を選ぶ際は、ぜひ体にとって優しいものを選ぶようにしてみてください。
また昔治療した銀歯のやり替えもできますので、ご興味のある方はおっしゃってくださいね。