唾液の役割 松戸 歯科医院
[2021.02.15]
今日は唾液についてお話します。
唾(つば)と言うと、なんだか汚い感じがしますが、唾液はお口の中でとても重要な役割をしています。
成分は99.5%が水で、残りを電解質や粘液、多くの酵素が占めています。
唾液には自浄作用、咀嚼・嚥下作用、消化作用、再石灰化作用、潤滑作用、防御作用と沢山の役割があります。
作用と言うとちょっと難しいですが、簡単に言うと唾液があることによってお口の中は清潔に保たれていて、食物を噛んだり飲み込んだりしやすくなっています。また、歯が虫歯菌に負けないように手助けしたり、外から入ってきた細菌から体を守る役割もあります。
唾液がないと、食事が上手くできず味覚も感じられなくなるでしょう。痛みを感じたり喋る事も困難になってしまうかもしれません。
なくてはならない唾液、たまには唾液腺マッサージをして分泌を促してあげると良いでしょう。