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金属アレルギーと歯科治療について

[2025.02.25]

こんにちは。

そろそろスギ花粉時期になりました。みなさん花粉のアレルギーは大丈夫でしょうか?

もうすでにスギ花粉のアレルギー反応がでているとおっしゃる患者さまもちらほら増えてきましたが、本日は金属アレルギーのお話です。

金属アレルギーは金属が触れている場所に反応がでる「局所性の金属アレルギー」と原因とは離れた場所で症状がでる「全身性の金属アレルギー」があります。

歯科治療で起こりうる金属アレルギーとしては、歯に詰めた金属や被せ物によって、口腔内や全身の皮膚に炎症が起こる「全身性の金属アレルギー」があります。

歯科材料によるアレルギーであれば、原因の金属を取り除くことで、アレルギー症状が落ち着くといわれています。

保険治療で使われるいわゆる「銀歯」は、ニッケル・銀・銅などの混ぜ物で100円玉と同じような成分と言われています。

つまりお口の中に銀歯が入っているということは、常に100円玉を舐めているのと同じということです。

安価で行える保険治療の銀歯ですが、やはり体にとって良いものとは言いにくいですね。

現在では保険適用でも白い詰め物や被せ物ができたり、保険は効きませんがセラミックなど審美性も機能性も良い材料を選んでいただくことができます。

(保険適用の白い詰め物や被せ物は、かみ合わせなどによっては適用外となることがあります。)

単に噛める、ということだけでなく、体にとっても優しい治療を心がけていきたいですね。

※皮膚などに起こるアレルギーの原因は多数あり、普段使用する日用品や化粧品、植物や食べ物、医薬品などがあり、必ずしも歯科治療による金属アレルギーとは限りませんので、皮膚科で受診・診断をしていただく必要があります。

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